『世界史の中の近代日韓関係』

長田 彰文 著

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いま、日韓の歴史を国際関係から読み直す。

▼日韓関係をめぐり、大国はどのように動いたのか?
19世紀以来、米国、ロシア、中国などが織りなす力関係に翻弄される韓国(朝鮮)と日本の関係をたどり、二国間関係に世界の動きから新しい光をあてた一冊。

▼近代以降の朝鮮半島は、それまでの日中にくわえて、東アジア地域に進出を図るロシア、産業革命後に新たな市場を求めた英国、それに続く新興の米国などの影響を大きく受けることとなった。

列強の対外膨張政策と日本の韓国併合・朝鮮統治時代、そして第二次世界大戦での日本敗戦~朝鮮解放後の南北朝鮮分断までをたどりながら、列国をはね返す大きな波とならなかった「朝鮮独立運動」の運命、そして米国、ロシア、中国などが織りなす力関係に翻弄されながらも独立を求めつづけた韓国(朝鮮)と日本の関係を、国際関係から大きくとらえた一冊。