『新・考える民法Ⅰ 民法総則 第2版』

平野 裕之 著

 

 

 ※本書の立ち読みはPDF形式です。

 

模範答案例つき!
内容もより実戦的になった事例演習の決定版!
模範答案例が付いた決定版!

司法試験の論文試験には何が求められるのか?
考え抜く力を養う記述,解説の詳細さはそのままに,各問題のレベルをより実際の問題に近づけ,模範答案例を付した平野教授の民法事例演習書の第2版。
本番形式の問題に対して,出題の趣旨,論点の重要度,答案作成に関するコメントなどを随所につけ,改正民法に対応した解説で各論点を徹底解明。模範答案例も付し,実際の論文試験で考え抜き,圧倒的な論文力を養う決定版。

「よい答案は,木にたとえて比喩的に言えば,幹がちゃんとできており大きな枝だけでなく,枝葉まで丁寧に落とさず見事に書いてあり,かつ,周りに不要な雑草も生えていない答案である。大きな枝が何本か足りなければ大きな点差がつくが,ほぼ同じ樹形であるにもかかわらず点数に差がつくのは枝葉の部分まで丁寧に書いてあるかどうかの微妙な差である。実力的には大差ないのに答案では差が出るのはこの程度の差である。そのための能力を身につけるためには,事例問題を数多くこなして経験的に身につけるしかない。」